納得と憂鬱

 


今朝,朝食のパンをほおばりながらテレビをつけた。


 


NHK。寒天製品会社の社長さんのインタビューのようだ。


 


その会社の寒天製品。お湯を注ぐだけで簡単にゼリーができるというもの。


 


簡単さが受けヒット商品に。大手スーパーとの取引話が持ち上がる。


 


スーパーの棚に自社製品が並ぶ。誰だって飛びつきたくなるだろう。


 


しかし,社長はその話を断った。


 


増産のための設備投資,人員雇用。でも,ブームが去った後どうなるだろう・・借金が残り社員のリストラが待っている。それを避けるためだ。


 


また,新製品を開発してもすぐには商品化せず温存し,時期をみて売り出す。


 


そうして収益を安定させる・・


 


最後に,今の経済についてきかれたとき「生意気かもしれませんが,私は成長=最善とは考えていない。成長を最優先するべきではない」と言う趣旨の事を述べておられた。


 


いちいち納得できる内容だった。


 


後で調べたら,長野県の伊那食品工業の会長塚越さんだった。


 


「かんてんパパ」私も子どもが小さいときよく作ったなあ・・


 


 


その後もテレビを見ていると


 


後期高齢者の問題。


 


年金の中医療費や介護保険費を払い,奥さんが認知症で施設に入っているため貯金を切り崩しながらその費用を払っている80才過ぎの方。


 


お昼ご飯は,コンビニのカップ麺をおにぎり。


 


そのほかの高齢者のインタビューもあったが印象に残ったのは


「生きることは難しい」という言葉でした。


 


若いとき一所懸命働いて,年を取って先行きに不安を抱きながら,実際極限の中で生きている方々・・


 


自分の将来が重なって見えて,外の天気・・・低気圧通過に伴う突風とたたきつける雨・・・のように心が暗くなりました。


 


 


2世,3世の裕福な家庭に育った政治家のせんせ達にはこの庶民の閉塞感想像もつかないだろうなあ。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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by nekojarashi75 | 2009-03-22 11:11 | テレビ・映画